さとやまの初夏のお楽しみ食材と言えば、やっぱり「天然鮎」。今年の天然鮎パスタは、瀬戸内レモンの風味を効かせた爽やかなペペロンチーノパスタ。
日本の川魚を代表する鮎の旬は夏。独特の香気がすることから「香魚」とも呼ばれます。
古くは、古事記や万葉集にも登場するほど。
古来から親しまれてきた魚なのです。
そんな旬の鮎、食材を通して季節を五感で味わいましょう。時期限定です!
カフェエルプラスらしい夏至の頃ころのメニューが決まりました!
今回は天然鮎のパスタ、千屋牛のメイン料理を中心に、旬の地元野菜を堪能していただけるようメニューを組みたてました。ご希望の方に近くの蛍鑑賞ポイントをご紹介!里山の蛍の舞が見られるかも。。。
ガーデンサポーターさんが育てるエルプラスガーデン。今年で5年目を迎えます。毎年、新しい発見があり、その表情を少しずつ変えながら私たちの目を楽しませてくれます。
最近は、朝一番にガーデンの周りを散策してからカフェの開店準備にかかります。
小鳥のさえずりとガーデンの花々を眺めて楽しませてもらった後、カフェの一日がスタート!
桜の根元に広がるタイム。蝶々も蜜集めに忙しそう。次々に花を見つけてせわしなく飛び回っています。
タイムはカフェエルプラスで提供するスイーツの香りづけにも使っています。
所狭しと咲き誇る小さなピンク色の花がとてもかわいい!
エルプラスのコンセプトを”食”で表現したイベント『スマイルフードダイニング2024 夏至のころ』を6月28日(金)・29日(土)の2日間開催します!今回はホタルが飛び交うこの時期に合わせ、お食事の後に里山の蛍鑑賞を楽しんでいただけるよう、夕方17:40からのスタート。
里山のくらしを料理を通して感じていただけるよう現在、メニュー構成をあれこれ考え中です!コースメニューの内容は、これから随時ホームページ等でお知らせしていきます。
たけのこは、この時期の山菜の代表格。近くの山で掘った旬のたけのこを使ったペペロンチーノパスタは、春らしさ満載!
たけのこは鮮度が命。それは”お湯を沸かしてから筍を掘れ”といわれるほど。
カフェエルプラスでは、サポーターさんが近くの山で掘った里山のたけのこを使用しています。
このたけのこに合わせるのは、昔ながらの製法で漬けた手作り梅干し。シンプルな材料だけで作られたこだわりの梅干しには、植物性乳酸菌が豊富に含まれています。そのため腸内環境を整えることによる免疫力アップや抗アレルギー効果が期待できます。
さらに、カテキン酸という悪玉菌を抑制する働きのあるアミノ酸も含まれているので、相乗効果でダブルの整腸効果。
他にも、クエン酸や梅リグナンなどの体に良い成分が多く含まれているので、疲労回復や肌トラブルを防ぐ効果も。
”梅干しは医者いらず”と言われるだけあって梅干しの秘めたチカラを感じます!さすが昔から人々に食される梅干し。おにぎりだけじゃない、実はパスタにもよく合うのです。
この里山らしいパスタを旬の今、ぜひお楽しみください。
里山のたけのこと瀬戸内しらすの梅ペペロンチーノパスタ 季節の地野菜料理一皿つき・・・1,480円(税込)
『春の皿には苦みを盛れ』という昔からの言い伝えがあります。春は苦いものを食べるのが良いといわれ、この時期の山菜には”苦み”のもととなるポリフェノールやミネラルが豊富に含まれています。
ちなみに『冬は油を盛れ』。冬の寒さから体を守るために脂肪を蓄えるように、、、という言い伝えです。
春の山菜の苦み成分は、新陳代謝を促し、胃腸の働きをよくして春を迎える体に不要となった脂肪の排出を助けるそうです。
冬から春へ体を切り替えるのに役立ちます。
先人の里山暮らしの知恵は理にかなっているのです。
冬の間、毎日のように焚いていた薪ストーブから木灰を取り出し、あく抜きに使います。
灰をパラパラっと振りかけて、お湯をかけ(沸騰させると熱すぎてうまくあく抜きできません)一晩そのままに。朝になるとあくが抜けて、あく抜き終了!そのまま美味しく食べられます。もちろん、お味噌汁や煮物でも!
カフェエルプラスでは、わらびをたたいて粘りをひきだし、この時期定番の旬の山菜料理『わらびの醤油漬け』を作ります。
春の訪れとともに、里山の一本桜が静かに満開を迎えようとしています。東城3本桜開花リレーのスタートは、カフェエルプラスから北へ車で5分、『森湯谷のエドヒガン』から。その壮大な桜の巨樹は、広島県の文化財指定、胸高幹囲5mを超える貴重な巨木桜。(2024年4月6日撮影)
里山の一本桜は、ただ美しいというだけでなく季節の移り変わりを感じさせてくれる特別な存在。推定樹齢300年、古くから地
域の人々に愛され、大切にされてきた一本桜です。時の流れとともに歩んできた地域の歴史や農村文化とも深く結びついています。
薄ピンクの花は、人間だけでなく虫たちにとっても魅力的な存在のようです。耳を澄ませると、ブーーンという羽音が聞こえます。様々な昆虫たちが花の蜜に吸い寄せられているのでしょう。
この春、里山の巨樹に足を運んでみてください。その美しい、そして風にそよぎながら花をいっぱいに咲かせる姿に触れることで自然の大切さや豊かさを再認識し、自然からのパワーを感じてみてください。
4月29日(月・祝)開催の『スマイルフードダイニング2024春』のメニューをお知らせします。
カフェエルプらしい、里山の春を食で体感できるメニュー構成となりました。
近くの山で採れる山菜の前菜、地元産食材の料理を堪能していただける特別な食のイベントです。
”春は苦みを盛れ”という言葉が伝わっているこの比婆地方、山菜の苦みで体をデトックスという先人の知恵でしょうか。